2022.04.30

50以上のボランティアグループや非政府組織などがモレノ氏支持へ乗り換え!!選挙戦最終局面まで目が離せない展開に!!

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大統領選挙まで残り11日となった28日、50以上のボランティアグループや非政府組織などが首都圏ケソン市のグレート・イースタン・ホテルに集い、他候補からイスコ・モレノ候補へ支持を一斉に乗り換えることを宣言するイベント「最大のスイッチ」が開催されました。
このイベントに参加した団体のほとんどが、それまでボンボン・マルコス候補を支持していましたが、各団体のメンバーを合わせると全国計1000万人を超えるとされる人々がモレノ氏支持に乗り換えることによって選挙結果にも大きな影響をもたらすと見られています。
各調査会社による世論調査では、ボンボン氏が過半数を超える圧倒的な支持を集めている結果となっていますが、国家経済開発庁統計調整委員会の元委員長であるロムロ・ビロラ博士は、27日放送されたテレビ番組「ザ・チーフス」で、各民間調査会社が発表している大統領候補者支持率調査について「サンプルに偏りがあり、実態を正確に反映していない」と指摘、フィリピン大などの独立研究グループOCTAリサーチのライ研究員は、「ボンボン、ロブレド両候補の差は一貫してかなり大きい」と指摘しながらも、「ロブレド陣営は今上り調子。投票日までこの勢いが続くと、当然数字は変わってくる」として、ロブレド氏が逆転勝利を収める「可能性はある」と述べるなど、選挙戦の最終局面まで目が離せない展開となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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