2021.08.15

第2四半期のGDP成長率11.8%増も今後の成長率予測は下方修正へ!!

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10日、フィリピン統計庁(PSA)が2021年第2四半期(4月~6月)のGDP成長率が11.8%増と32年半ぶりの大幅なプラスの成長率を記録したことを明らかにしました。
しかし、これは前年同期の成長率がパンデミックの影響でマイナス17%と史上最悪の落ち込みであったことを反映した数字であり、依然としてコロナ過による経済の不況が叫ばれています。
格付け大手の調査部門、フィッチソリューションズは5月に発表していたGDP成長率の予測値を5.3%から4.2%に引き下げ、シンガポール大手銀行のDBSも同様に4.2%、アジア開発銀行(ADB)は4.5%、世界銀行は4.7%、国際通貨基金(IMF)は5.4%へとそれぞれ下方修正しており、フィリピン政府目標(6%〜7%)も近く下方修正されるとの見方が増えています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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