2021.10.06

9月のインフレ率、若干鈍化の4.8%も9カ月連続の4%台!!2021年の平均インフレ率は4.5%!!

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5日、フィリピン統計庁(PSA)は、9月の総合インフレ率(消費者物価指数上昇率)を発表しました。
PSAの発表によると、9月のインフレ率は、2年8カ月ぶりの高水準となった前月の4.9%から0.1%ポイント鈍化した4.8%となり、フィリピン中央銀行(BSP)のインフレ事前予想範囲(4.8%~5.6%)の下限に収まった形となりましたが、依然として高水準となっており、2021年年初から9カ月連続で4%台を記録、平均インフレ率は4.5%となり、政府のインフレ目標(2.0%~4.0%)の上限を超えています。
インフレ率上昇の鈍化は、交通運輸の指数が前月の7.2%から5.2%に下落したことと、物価指数構成比の最も大きな部分を占める食品・非アルコール飲料が6.2%と前月の6.5%から減速したことが主な要因だとされています。
特定食品・エネルギー関連品目等の変動が激しい品目を除いた9月のコアインフレ率は3.3%で前月から横ばいとなっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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