2023.05.21

フィリピン中央銀行(BSP)は2023年インフレ率予想を6.0%から5.5%へと下方修正!!BSPは今後預金準備率引き下げる可能性にも言及!!

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18日、フィリピン中央銀行(BSP)は2023年インフレ率予想について、これまでの6.0%から5.5%へと下方修正したことを明らかにしました。
しかしながら依然としてインフレ圧力は強く、2023年もインフレ目標の上限を大幅に突破、インフレ目標は実質3年連続で未達成になると見られています。2024年に関しては、これまでの2.9%から2.8%へと下方修正され、これまでの予測と同様に2024年にようやくインフレ目標内に収まるとの見方がされています。
また、BSPによると、利上げ停止決定はしたものの、一気に利下げに転ずることは難しい状況であるとしながら、非金利型緩和政策のひとつである預金準備率引き下げによる金融機関の融資促進、経済活動活性化を検討しているとのことで、今後の政府及びBSPの政策に注目が集まっています。


※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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