2023.06.07

2023年5月の総合インフレ率は6.1%に!!2022年6月以来11カ月ぶりの低水準も、コアインフレ率は依然として高水準に!!

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6日、フィリピン統計庁(PSA)は2023年5月の消費者物価(インフレ)統計を発表し、総合インフレ率は6.1%を記録、前月の6.6%から更に鈍化し、4カ月連続の減速、2022年6月の6.1%以来11カ月ぶりの低水準となったことが明らかになりました。
2023年5月の総合インフレ率は中央銀行(BSP)の直前予想5.8%~6.6%のほぼ中間値、エコノミスト15名の直前予想コンセンサス中間値の6.1%と同水準となったとのことで、項目別でみると、食品・非アルコール飲料が3.5%、住宅・水道光熱費が1.6%、外食・宿泊サービスが0.8%、交通・輸送が0.5%となっており、総合インフレ率の低下に寄与したとみられています。
しかしながらコアインフレ率は7.7%で前月の7.9%からは小幅減速したものの依然高水準で推移しており、また、今年5カ月間の平均は7.5%で、政府目標(2~4%)を大きく上回っており、今後も政府によるインフレ対策が欠かせない状況となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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