2023.06.10

開発予算調整委員会が2024年の予算案を発表!!今年予算比9.5%増となる5兆7680億ペソ規模の予算に!!

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9日、ジョクノ財務相ら経済閣僚とフィリピン中央銀行(BSP)がマクロ経済の政府中期目標を設定する開発予算調整委員会を開催し、2024年の予算案が今年予算比9.5%増の5兆7680億ペソ規模となることが発表されました。
ドゥテルテ前政権下では例年10%前後予算が増加していたのに対し、マルコス政権初年の予算増加率は4.9%と比較的小幅だったものの、経済の成長軌道への復帰と税収増を背景に2年目の財政を積極化させる方針で、インフラ投資や食料安全保障、デジタルトランスフォーメーション(DX)、人的資源開発などに優先して予算を割り当てる計画とのことです。
また、税収については、今年1~4月の税収が税務行政の合理化などにより予想を11.2%上回る1兆2600億ペソとなったことを報告、それに伴い23年の税収予想を3兆5455億ペソから3兆7290億ペソに引き上げたことを明らかにしました。
23年の通年インフレ率については月間インフレ率が直近4カ月連続で低下していることが反映され、予想値を5~7%から5~6%に範囲を狭める形で下方修正したとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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