2023.06.11

フィリピン中央銀行が預金準備率(RRR)を引き下げる決定!!6月30日から発効!!新型コロナ禍からの復興、信用状況の安定化が狙い!!

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8日、フィリピン中央銀行(BSP)は、金融機関に課している預金準備率(RRR)を引き下げる決定をしたことを明らかにしました。
預金準備は、各金融機関が受け入れ預金総額の一定比率を中央銀行に強制的に預け入れさせられる制度で、預金準備率が引き下げられれば、各金融機関の貸出余力が増え、市中流動性が高まることになると見られており、BSPによると、今回の預金準備率引き下げは、新型コロナウイルスパンデミック禍で講じられた準備金規制遵守の代替手段が6月末で期限切れとなることに対応した措置とのことで、信用状況の安定化を目的としているとしています。
今回の引き下げ措置は6月30日に発効となるとのことで、拡大商業銀行・商業銀行・準銀行機能を有するノンバンク金融機関が12.0%から9.5%へ、デジタル銀行が8.0%から6.0%へ、貯蓄銀行が3.0%から2.0%へ、地域銀行や貯蓄組合が2.0%から1.0%へとそれぞれ引き下げられるとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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