2023.09.04

00ペソ以下の初回払い込みで口座開設でき、口座維持残高の指定もない「基礎預金口座(BDA)」の開設数が急増!!預金残高の総額も前年同期比5倍に!!

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フィリピン中央銀行(BSP)が最新のデータを発表し、市中銀行で100ペソ以下の初回払い込みで口座開設でき、口座維持残高の指定もない「基礎預金口座(BDA)」の開設数が今年1~3月期に2190万口座に達し、前年同期に記録していた810万口座に比べて170%増加、同口座の預金残高は270億ペソに達し、前年同期の51億ペソから432%増となったことが明らかになりました。
基本預金口座が急増した要因の1つには、2022年第4四半期の国民ID制度PhilSys(フィルシス)コロケーション戦略のもと開設された取引アカウントの基本預金口座への移行があるとされており、これにより開設された基本預金口座数は750万だったとのことです。
同口座制度は貧困層が金融サービスを受けられるように2018年に政府主導で導入されたもので、貯蓄口座として金利も得られるほか、比預金保険機構による預金額保険の対象ともなっており、今年1~3月期に同口座を取扱う金融機関も新たに5行増えて、現在は158行がBDA口座を取り扱っているとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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