2023.09.22

アジア開発銀行がフィリピンの2023年GDP伸び率を5.7%に下方修正へ!!しかしながら東南アジア諸国内ではベトナムに次ぐ高水準を維持!!

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アジア開発銀行(ADB)は、フィリピンの2023年国内総生産(GDP)伸び率予測を4月時点の6%から5.7%に下方修正したことを明らかにしました。
ADBの東南アジア地域担当官、デュルス・ザラ氏は「今年のフィリピンのGDP予測を下方修正した大きな要因は国内需要の落ち込みだ」とし、昨年の経済成長率は国内経済活動の再開やいわゆる「リベンジ消費」、統一選挙関連の支出が反映されたとした上で、「昨年は投資や消費がより伸びたが、今年はすべて減少傾向。輸出の減少も下方修正の一つの要因だ」と付け加えたとのことです。
しかしながらADB によるフィリピンの23年成長率予測は東南アジア諸国内ではベトナム(5.8%)に次いで2番目に高い数値となっており、ADBのフィリピン担当責任者のビット・ラマチャンドラン氏は「23年に成長率の減速が予測されるものの、フィリピン経済の成長水準は依然と強いままだ。低い失業率や海外送金、観光をはじめとする好調なサービス業に後押しされた公共投資と個人消費が成長を支えるだろう」との見解を示しています。


※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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