2023.09.24

フィリピン中央銀行は(BSP)が今年6回目となる金融政策決定会合を開催!! 4会合連続での政策金利体系の据え置きが決定!!インフレ動向次第で利上げ再開の可能性も

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21日、開き、4会合連続での政策金利体系の据え置きが決定されたことを明らかにしました。
BSPは、利上げの要因の一つであるインフレ率の動向について、今年の第4四半期までに政府目標である2~4%へ収まるとの見方をしているとのことですが、悪天候や原油価格の高騰、ペソ安を反映し、23年の平均インフレ率は前回の5.6%から5.8%に、24年は同3.3%から3.5%へとそれぞれ上方修正されており、更に原油価格の再上昇、輸送運賃の値上げ、最低賃金引き上げ、主要食料品目の持続的な供給制約、エルニーニョ現象の影響など依然としてインフレの上振れリスクは依然として残っているとのことで、「インフレ圧力が強まるような場合には、利上げを再開する用意がある」との声明も出しています。
また同会合では輸入関税の一時的な引き下げも含む政府による非金融的介入の必要性も強調されたとのことで、今後も政府の金融政策の方向性に注目が集まっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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