2023.09.29

パナタグ礁付近におけるブイ撤去問題で比中間の緊張感が高まる!!両政府とも同礁の領有権を主張する声明を発表し、真っ向から対立!!

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南シナ海の領海問題を巡って、フィリピンと中国の両政府間における緊張感が高まっています。
25日、フィリピン沿岸警備隊(PCG)は、マルコス大統領の命令で、ルソン島の西124キロにあるパナタグ礁(英名スカボロー礁)付近に中国によって設置されていた全長約300メートルの浮標(ブイ)に対し、海底に固定するロープを切断することで撤去したことを発表、PCGのタリエラ報道官は「新政権発足後、PCGは同礁の実効支配を取り戻す作戦を進めてきた」と明らかにした上で、「2016年の南シナ海仲裁裁判所判断では、同礁がフィリピン、ベトナム、中国の漁民の伝統的な漁場であることが認められている」と説明、実効支配を取り戻した際は3国の漁民に同礁を開放することを宣言しました。
これに対し中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は27日、ブイ撤去について「黄岩島(パナタグ礁の中国名)はずっと中国の領土だ。中国は黄岩島の領土主権とそれに属する海洋権益を守り続ける」と宣言し、フィリピン政府の主張に対して真っ向から反論、比中政府間で非難の応酬となり、緊張が高まっている状況となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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