2023.11.10

2023年第3四半期のGDPの伸び率は5.9%に!!前期の4.3%からは大きく上昇し、ASEAN諸国内では最高の伸び率に!!

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9日、フィリピン統計庁(PSA)が2023年第3四半期および年初9カ月の国内総生産(GDP)など国民勘定統計の速報値を発表しました。
PSAの発表によると、今年第3四半期のGDPの伸び率は5.9%となり、前年同期の7.7%からは鈍化したものの、2021年第2四半期以降最低の成長率であった前四半期の4.3%からは大幅に上昇した格好となりました。
第3四半期の成長率を押し上げた要因としては、「卸売・小売業ならびに自動車・オートバイ修理業」が5.0%、「金融・保健業」9.5%、「建設業」14.0%とそれぞれ順調に伸びたことが挙げられており、主要な経済セクターである「農業・林業・漁業」と「鉱業・工業・建設業」、および「サービス業」がそれぞれ堅調だったことも影響したとの見方がされています。
国家経済開発庁のバリサカン長官は第3四半期成長率の結果を歓迎しながら、「複数の大きな逆風に見舞われながらも、フィリピン経済は成長を続け、アジア主要新興国のなかではフィリピンが最速だった」として、フィリピンの成長率がASEAN諸国内で最高値だったことをアピールしながら、今後のインフレ対策にも言及し、「国民の購買力を保護するための非金融的措置が極めて重要だ」と強調したとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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