フィリピン政府とフィリピン共産党（CPP）の民族民主戦線（NDF）が6年ぶりに和平交渉を再開へ!! 武力紛争を平和的に解決することで合意!!

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28日、フィリピン政府はフィリピン共産党（CPP）の統一戦線組織である民族民主戦線（NDF）と2017年11月以来6年ぶりに和平交渉を再開させ、武力紛争を平和的に解決することで合意したことを明らかにしました。

共同声明では、フィリピン政府とNDFが「深刻な社会・経済・環境問題および対外安全保障の脅威を認識した上で、これらの課題に緊急に取り組み、武力紛争の原因を解決するため、両者が一つの国民として統合する必要性を認識する」とし、両者が「武力紛争を信念に基づき平和的に解決することに合意した」と明記、武力紛争に終止符を打つことによって「共産党・新人民軍・民族民主戦線の変容の道をひらく」とし、共産党の合法組織化を強く示唆した内容になっているとのことです。

また「両者は社会経済と政治に深く根を張った不平等を認識し、公正と平和への社会経済・政治的改革の達成を目指しながら、和平交渉のための優先事項を設定する枠組みを作ること」で合意、武力紛争が発生する背景には、根深い社会的不公平があるという共産党や毛沢東主義を「再確認」する左派が長年主張してきた内容を政府が受け入れた格好となりました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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