2023.12.28

2023年のBOI投資認可額の合計が過去最高記録を更新する1兆1620億ペソに!!外資の比率が過半数超えするなど、マルコス政権における海外投資家誘致活動が大きな効果に!!

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26日、貿易産業省(DTI)傘下の投資促進機関である投資委員会(BOI)が発表を行い、2023年の年初から12月18日までにBOIが承認した投資認可額の合計が1兆1620億ペソに達し、2019年に記録した1兆1400億ペソを上回り、年間における過去最高記録を更新したことを明らかにしました。
BOIによると、12月中旬までに認可を受けたBOI登録投資の事業案件数は303件で、最大の事業分野は総額7598億4000万ペソの洋上風力発電事業、地域別でみると、イロイロ州や西ネグロス州などを含む西ビサヤ地方が最大で、総額3168億9000万ペソの事業案件が予定されているとのことです。
また、2023年のBOI登録投資における外資による投資案件の総額は前年同期の1381億8000万ペソから6倍近い7632億2000万ペソとなり、全体の過半数を超えた格好となったとのことで、パスクアル貿易産業相は「BOI登録投資がすでに1兆1600億ペソに達したことはマルコス政権に対する投資家らの強い信頼を裏付けるものだ」と述べ、マルコス政権における国内外への積極的な投資誘致活動が大きな効果をもたらしているとの見解を示しています。
BOIは本日28日に今年最後の登録投資承認を決定する会合を予定しており、現在までに3500億ペソ分の案件が審議対象になっているとのことで、これらの投資案件がすべて優遇措置の付与を含めて承認された場合、23年通年のBOI承認投資額は1兆5000億ペソの政府目標値を超える見込みとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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