2024.01.30

憲法改定論議を巡り、上下両院やマルコス大統領とドゥテルテ前大統領の対立などがヒートアップへ!!

【Pick Up News】
憲法改定論議を巡り、上下両院の対立やマルコス大統領とドゥテルテ前大統領の対立など、フィリピン国内での改憲議論が熱を帯びています。
火種となったのは「国民請願に基づく改憲発議」とのことで、23日には上院の全24議員が声明を発表し、国民発議について「三権分立から上院を締め出すことにより改憲を容易にする行為だ」として反対の立場を表明、「外国人から土地を守ることもできなくなり、(正副大統領・国会議員の)任期の撤廃や、次の中間選挙・統一選挙の中止への道が開かれる」などと主張し、各選挙区の自治体を影響下に置く下院議員、そして大多数の下院議員を束ねる下院議長が改憲の主導権を握ることになることを牽制している状況となっています。
また、28日にはドゥテルテ前大統領がダバオ市で開かれた集会に参加し、改憲を進めるマルコス大統領に対し、「友人として言う。改憲を停止しなければ、父親と同じように政権を追われるだろう。国軍には憲法を守れと伝えてある」と痛烈に批判、ドゥテルテ前大統領の息子で、現ダバオ市長のセバスチャン・ドゥテルテ氏も「今進んでいる国民請願による改憲は、マルコスが権力を維持するための手段に過ぎない。下層の国民に雇用を創出する代わりに、保身を優先している。国家に対する愛と志がないなら、辞任せよ」としてマルコス大統領に辞職を要求するなど、改憲を巡ってマルコス大統領とドゥテルテ家が真っ向から対立する格好となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【About Us】
フィリピン最大手の建設会社として60年間の信頼と実績。
長年愛され続けている理由があります。
DMCI Homesは、フィリピンの最大手建設会社DMCIグループを母体に持つフィリピンを代表するコンドミニアム開発会社(ディベロッパー)です。
DMCIグループが建築会社として培ったきたノウハウは、住居だけでなく、有名ホテル、商業施設、高速道路スカイウェイ、鉄道や
ドバイにある世界最大の人工島「パームジュメイラ」の建築を担うほどまでに世界的な評価を受けております。
メトロマニラを中心に40,000室、50物件以上のコンドミニアム分譲実績があります。
不動産の物件見学から購入まで日本人の担当者が親切、丁寧にご対応させて頂きます。
海外不動産投資に興味のある方はぜひお問い合わせください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━