2024.04.08

3月の総合インフレ率は前年同月比で3.7%の上昇!! 1、2月からは加速も、第1四半期における平均総合インフレ率は3.3%となり、政府目標内に!!

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フィリピン統計庁(PSA)が2024年3月の消費者物価指数(総合インフレ率)を発表し、同指数は前年同月比で3.7%の上昇を記録、1月の2.8%、2月の3.4%からは加速したものの、フィリピン中央銀行(BSP)の事前予想値であった3.4%〜4.2%の範囲内に収まった形となったことが明らかになりました。
3月の総合インフレ率の加速は、主に、最大構成品目の食品・非アルコール飲料価格の前年同月上昇率が5.6%と前月の4.6%から大幅に拡大したことによると見られており、特に、主食のコメ価格が24.4%上昇となり、前月の23.7%から更に加速したとのことです。
一方で、特定食品・エネルギー関連品目等変動の激しい品目を除いたコアインフレ率は3.4%となり、前月の3.6%、前年同月の8.0%から減速したとのことで、
第1四半期における平均総合インフレ率は3.3%となり、前年同期の8.3%から大幅に減速、政府の年間インフレ目標である2.0%~4.0%内に収まっているとのことで、国民からは引き続きインフレ抑制を求める声が大きいものの、昨年からの比較では、インフレ高進は落ち着いてきているとの見方もなされています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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