エルニーニョ現象と乾期による酷暑で全国18の地方自治体が災害宣言を発令!! 水不足による農業被害への懸念が高まり、農務省や国家灌漑庁が農業支援対策を実施へ!!

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エルニーニョ現象と乾期による酷暑によって、全国18の地方自治体が災害宣言を発令したことが明らかになりました。

特に少雨の影響による水不足によって農業被害が甚大なものとなっており、農務省の報告によると現時点における農業被害額は推定33億4000ペソとのことで、コメ価格などの農産物の価格上昇に懸念が高まっている状況となっています。

農務省はこうしたエルニーニョ現象の影響に対処するため、生産支援や経済的な生活支援、水管理などに加え、高価値作物やハイブリッド米、トウモロコシなどの種子や肥料の配布など、農漁民に対し総額10億9000万ペソの支援を提供したとのことで、また、国家灌漑庁（NIA）は、全国各地で実施した調査で水源を確保、灌漑用水路のコンクリート化や616台の増水ポンプの設置などの対策を実施し、水不足による被害抑制に全力を尽くす方針を示しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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