保健省で汚職疑惑!?ドゥテルテ大統領は否定し、会計検査院を厳しく非難!!

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2020年の新型コロナウイルス対策予算に関して、保健省による予算執行に不備があり、673億ペソの会計処理が不適切であるとの報告書が会計検査院（COA）によって公表されました。

ドゥテルテ大統領は、「書類上の不備があったという問題で、公金が盗まれたわけではない」と汚職を否定し、ドゥケ保健相も「保健省は、説明に必要な書類を提出する前に、殴られ、血を流したようなものだ」との声明を出し、会計検査院を厳しく非難しました。

議会ではホンティベロス上院議員が「監査委員会が独立した憲法上の機関であり、その任務の遂行を妨げてはならないことを大統領は知るべきだ」と、会計検査院の監査報告書は「すべて無視するように」と閣僚に指示したとされるドゥテルテ大統領を批判するなど、保健省の予算執行をめぐる疑惑から、独立した監査のあり方にも問題は波及し、混迷を深めています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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