ドゥテルテ前大統領の「スピリチュアル・アドバイザー」として知られるキボロイ師が逮捕!! マルコス政権とドゥテルテ家の亀裂が深まる展開に!!

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8日、アバロス内務自治相が発表を行い、ドゥテルテ前大統領の盟友で新興宗教団体「イエス・キリストの王国」の教祖、アポロ・キボロイ師を逮捕したことを明らかにしました。

キボロイ師には児童虐待や人身売買の疑いで逮捕状が出されており、先月24日からダバオ市にある30ヘクタールの同教団本部に対しフィリピン国家警察（PNP）による強制捜査がなされ、捜査開始から2週間後の8日に遂に身柄が確保された格好となりました。

同師はドゥテルテ前大統領の「スピリチュアル・アドバイザー」としても知られるなど、ドゥテルテ家と深い関わりがあるとされており、9日には下院議員２人が「キボロイ師の教団施設を含む不動産の管理責任者を務めているのはドゥテルテ氏だ」と指摘、キボロイ師をかくまったとしてドゥテルテ前大統領に対する責任追及の声も上がっています。

一方、ドゥテルテ氏は自身が管理する教団施設を破損されたとして、アバロス内務自治相やマルビル国家警察長官らを相手取りダバオ地裁に訴状を提出、真っ向から対立する姿勢を示しており、マルコス現政権とドゥテルテ家の亀裂がますます広がっている状況となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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