2024.09.24

上院議会が韓国との二国間自由貿易協定(FTA)を承認へ!! フィリピンにとっては農業セクターへの寄与、韓国にとっては自動車部品市場の拡大に大きな期待!!

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23日、フィリピンの上院議会において韓国との二国間自由貿易協定(FTA)が承認され、間もなく発効されることが明らかになりました。
韓国とのFTAは2019年6月3日に交渉が開始され、2021年10月26日に妥結、その後2023年9月7日には、マルコス大統領及び韓国の尹大統領立ち合いのもと調印が行われましたが、フィリピンの憲法では、自由貿易協定批准などは上院での3分の2以上の賛成が必要とされており、今回上院において21名の上院議員が韓国とのFTA批准に賛成票を投じたことにより、遂に実現化した形となりました。
同FTAが発効されれば、フィリピンは韓国製品の96.5%の関税を撤廃し、韓国はフィリピン製品の約94.8%の関税を撤廃することになるとのことで、フィリピンにとっては、特にバナナの関税撤廃などによる農業セクターへの寄与、韓国にとっては、自動車や自動車部品の市場アクセス改善が期待できるとされています。
なお、フィリピン政府は、韓国とのFTA承認に続き、EUとのFTA交渉を再開しつつあるほか、アラブ首長国連邦(UAE)とも締結交渉を行いつつあり、更に、インドやチリ等のラテンアメリカ諸国との二国間FTA交渉も視野に入れているとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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