ラオスの首都ビエンチェンで開催された中国・ASEAN首脳会議でマルコス大統領がスピーチ!! 南シナ海問題に関して踏み込んだ発言で中国を牽制へ!!

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10日、ラオスの首都ビエンチェンで開催された中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）首脳会議においてマルコス大統領がスピーチ、中国の李強首相を前に、「われわれは南シナ海で国際法違反の嫌がらせや威圧行為を受け続けている。南シナ海の緊張した状況に変化がないのは残念だ」と述べた上で、「中国ASEAN関係は南シナ海情勢から切り離すことはできない。政治的な安定が保たれない限り、経済協力を深めるべきではない」として、踏み込んだ発言で中国への牽制を行いました。

またマルコス大統領は南シナ海行動規範（COC）について言及、「地理的範囲という問題、南シナ海行動宣言（DOC、2002年採択）との関係、そして法的性質といったCOCの中核的要素は未解決のままだ」と指摘しながら、「『自制』のような基本的な概念の定義さえまだ合意が得られていない」と述べ、南シナ海問題の平和的解決策として長らく議論されているCOCの交渉を早急に進展させるべきとの見解を示したとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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