米国農務省が、2024年、25年におけるフィリピンのコメ輸入量が世界トップになるとの予測!! 気候変動によるコメ生産量の低下やインドの白米輸出解禁などでコメ輸入量は更なる増加傾向に!!

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この度、米国農務省が世界におけるコメの輸出入に関するレポートを発表し、フィリピンのコメ輸入量は2024年に前年比2.2％増となる470万トン、25年は490万トンに拡大し、世界最大のコメ輸入国になるとの見通しを明らかにしました。

同省によると、エルニーニョやラニーニャなどの影響に加え、度重なる台風の被災などでフィリピンのコメ生産量は2024年通年で1270万トン、25年には1230万トンに減少する見通しで、コメの輸入増加が避けられない状況が続くとの予想がなされているとのことで、また、インドが最近、一部の白米の輸出禁止措置を14カ月ぶりに解除したため、国際市場におけるコメ価格が下がっており、フィリピンのコメ輸入の拡大を後押ししている状況となっているとのことです。

なお、フィリピン統計庁の発表によると、今年1～6月期におけるフィリピン国内のコメ生産量は853万トンとなり、前年同期比で5.5％減少している一方、コメ輸入量は1月1日～10月3日までに329万トンを記録しているとのことで、今後もコメの輸入量は更に拡大していくとの見られ方がなされています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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