2025.02.09

下院議会がサラ副大統領に対する弾劾裁判の開始を求める動議を賛成215票で採択へ!! 裁判の開廷は早くとも中間選挙後の6月2日以降に!?

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5日、弾劾裁判の開廷権を有する下院議会が、サラ副大統領に対する弾劾裁判の開始を求める動議を賛成215票で採択しました。
同動議は必要とされる下院議員の3分の1(102票)の賛同を大きく超え採択され、弾劾理由については、「マルコス大統領夫妻およびロムアルデス下院議長に対する『暗殺』の企図」、「計6億ペソを超える副大統領室および教育省の機密費不正使用」、「説明されていない個人資産の存在」、「超法規的殺害への関与」、「政情不安定化への関与」などが挙げられており、副大統領が弾劾裁判にかけられるのは史上初となるとのことです。
弾劾裁判は、「下院で弾劾が承認された後、上院が直ちに裁判手続きを開始する」と憲法11条によって定められており、エスクデロ上院議長を裁判長として、裁判官となる上院議員のうち3分の2が有罪とみなせばサラ氏は罷免または解職されるとのことで、さらに、解職・罷免された後は刑事事件の対象となる可能性もあるとのことです。
しかしながら、6日にはエスクデロ上院議長が声明を発表し、前日に下院から提出されたサラ副大統領に対する弾劾状について、「休会中に弾劾裁判を開廷することはできない」と述べ、8日から国会が休会することに触れながら、裁判の開廷が早くとも中間選挙後の6月2日以降になるとの見解を示したとのことで、中間選挙やそれに伴う議会構成更新などによって、弾劾裁判の実現性を疑問視する声もあがっている状況となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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