2025.05.02

国際的格付機関フィッチ・レーティングスがフィリピンの格付をトリプルBに、格付アウトルックを「ステーブル(安定的)」にそれぞれ据え置きに!!

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4月29日、欧州系の国際的格付機関フィッチ・レーティングス(フィッチ)が発表を行い、フィリピンの外貨建て長期発行体デフォルト格付をトリプルB(BBB)に据え置き、格付アウトルック(見通し)についても「ステーブル(安定的)」に据え置くことを明らかにしました。
フィッチによると、格付「BBB」と格付見通し「ステーブル」据え置きは、フィリピンのマクロ経済の安定性、経済規模の大きさ、中期的な成長見通し、徐々に低下する政府負債対GDP比率などを評価した結果とのことで、今年のフィリピンのGDP成長率については2024年の5.7%から5.6%に小幅減速するとの予想を示したとのことです。
また、フィッチは米国関税政策に端を発する貿易摩擦の影響は限定的と分析しており、フィリピンは輸出依存度が相対的に低く(2024年の財・サービス輸出はGDPの約12%)、米中間の貿易摩擦などの外部ショックの影響を受けにくい構造を持つとの見解を示しながら、米国による相互関税も、フィリピンに対する17%の関税措置が一時停止されていることから東南アジア諸国の中では比較的有利な条件にあると指摘、また、資源価格の低下や中国からの輸出シフトによる恩恵もあり得るとの予想を示したとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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