「OCTAリサーチ」が7月時における三権の長に関する世論調査の結果の一部を発表!! マルコス陣営が信頼回復に向かっている傾向に!!

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7月31日、フィリピン大などの独立研究グループ「OCTAリサーチ」が、7月に実施した三権の長に関する世論調査の結果の一部をメディア向けに発表しました。

OCTAリサーチによると、マルコス大統領の信頼率は4月の60%から4ポイント増となる64%に回復、支持率（行政手腕への満足率）についても、前回比3ポイント増の62%となったとのことで、中間選挙後に打ち出した大衆層に向けた民生・内政重視の政策路線への転換が奏功し、国民の期待感の醸成に成功した格好になりました。

一方で、マルコス大統領との確執や弾劾裁判に注目が集まっているサラ副大統領の支持率は前回の56%から50%に減少、信頼率も58%から54%に低下し、サラ氏に対する弾劾裁判を下院に差し戻した上院のエスクデロ議長も、支持率と信頼率が前回時からそれぞれ4ポイント減少となる49％、51％となったとのことで、一方、サラ氏が「政敵」と名指しするマルコス陣営のロムアルデス下院議長の支持率は4ポイント増加となる59%、信頼率は3ポイント増の57%となるなど、ドゥテルテ陣営の勢いに押され気味であったマルコス陣営の信頼が回復傾向に向かっているとの見方がなされています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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