2025年第2四半期のGDP成長率は5.5%に!! ASEAN主要国の中ではベトナム（7.9%）に次ぐ２位を堅持へ!!

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7日、フィリピン統計庁（PSA）が2025年第2四半期（4～6月）における国民勘定統計を発表し、国内総生産（GDP）の実質成長率は、前期比0.1ポイント増となる5.5%となったことを明らかにしました。

東南アジア諸国（ASEAN）主要国の中ではベトナム（7.9%）に次ぐ2位を堅持、インドネシア（5.1%）、マレーシア（4.5%）、シンガポール（4.1%）を上回ったとのことで、世界的な経済活動の減速や持続的な不確実性といったグローバルな環境の中では堅調なパフォーマンスであったとの見方がなされています。

需要面を見ると、GDPの67.7%を占める家計最終消費は5.5%の成長となり、23年第2四半期以降最高の水準に回復、公務員給与や公的保険支出など政府最終消費も8.7%の成長で高水準になったとのことで、インフラ建設や民間設備投資など総資本形成支出の成長率は0.6%に留まったものの、政府によるインフラ建設がマイナス8.2%と減速したのが大きな要因と見られており、民間建設は11.2%、耐久機材への投資は10.6%とそれぞれ順調な成長を遂げています。

産業の3大分類別にみると、第一次産業（農林水産業）の成長が最も高く、7.0%、第二次産業（鉱工業など）は2.1％、第三次産業（サービス産業）は過去5四半期で最高の水準となる6.9%を記録、特に「不動産業」が6.1%、「専門・ビジネスサービス」が5.8%と高い成長を見せたとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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