上院科学技術委員会が「フィリピン国家予算ブロックチェーン法案」を審議!! 国家予算の透明性と説明責任を高め、不正抑止効果に期待!!

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2日、上院科学技術委員会が国家予算の透明性と説明責任を高めるため、「フィリピン国家予算ブロックチェーン法案」を審議したことが明らかになりました。

同法案は国家予算の管理にブロックチェーン技術を導入するもので、予算配分、支出、調達、経費をすべてブロックチェーン上に記録し、デジタル公共資産として公開する内容が盛り込まれており、同委員のバム・アキノ委員長は、「国民が税金の使途をリアルタイムで確認できる仕組みを構築する」と説明した上で、「架空事業や挿入予算の問題に応えるものだ」と強調、市民参加型の監視によって不正抑止効果を期待できるとの見解を示したとのことです。

法案では、情報通信技術省が制度導入を主導し、予算管理省と監査委員会が既存の財務・監査システムへの統合を担うことが定められており、さらに、市民や監視機関がプロジェクトごとの資金の流れを確認できる公共ポータルの開設も盛り込まれたとのことで、昨今話題となっている汚職問題を未然に防ぐ仕組みとして期待が高まっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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