アジア開発銀行がフィリピン国内のエネルギーインフラ計画に再関与する方針を明らかに!! エネルギー供給力と再生可能エネルギー導入能力の向上を支援へ!!

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10月29日、アジア開発銀行（ADB）が声明を発表し、フィリピンの電力需要拡大に対応し、エネルギー供給力と再生可能エネルギー（RE）導入能力の向上を支援する姿勢を示し、フィリピン国内のエネルギーインフラ計画に再関与する方針を打ち出しました。

ADBの発表によると、支援の中核となるのは、国家送電網の増強とのことで、洋上風力発電を含む大規模REの系統連系を可能とするための送電網投資が必要との見解を示しており、フィリピン政府と連携しながら、投融資スキームの整備を進めていく方針を明らかにしました。

また、公共施設の省エネ化や、遠隔地・島嶼コミュニティーへの新技術活用による電力供給改善など複数の実証事業が進行中で、地域間格差の是正にもつなげる考えを示したとのことです。

さらに、ADBは世界銀行およびASEANと協調し、域内電力融通網であるASEAN電力網（APG）構築を推進しているとのことで、フィリピンを含むASEAN地域横断的な電力インフラ整備を段階的に後押しする方針も打ち出しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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