2021.11.11

第3四半期(7〜9月)のGDP成長率が前年同期比で7.1%を記録!!政府や主要国際機関の予想値を上回る結果に!!

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9日、フィリピン統計庁(PSA)が第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)の成長率が前年同期比で7.1%を記録したことを発表しました。
フィリピン中央銀行の予想値である6.2%、19年同期成長率の6.3%を共に上回る数値となり、88年第4四半期以来最高となる12.0%を記録した前期(4〜6月)に続き、高成長率を維持した格好となりました。
21年通年の成長率に関しても、フィリピン政府が4〜5%、国際通貨基金(IMF)が3.2%、世界銀行が4.3%、アジア開発銀行(ADB)が4.5%と予想しているものの、10月からの防疫規制緩和の成果が反映されることによって、これらの予想値を上回る可能性が見えてきました。
ロペス貿易産業相も「第4四半期は経済回復がより強固になる」との声明を出し、GDP統計には直接表れない成長要因として、海外直接投資(FDI)の増加も指摘、「今年7月までのFDIは55億6000万ドルで、20年同期比で43.7%、コロナ前の19年と比べても30.2%増加している」と説明しており、フィリピン経済の成長軌道が順調であることを強調しました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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