30周年目となるASEANと中国の特別首脳協議がオンラインで開催!!ドゥテルテ大統領はアユギン礁で発生した中国公船放水事案に抗議!!

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22日、東南アジア諸国連合（ASEAN）と中国の特別首脳協議がオンラインで開催されました。

同協議は今年で30周年の節目を迎え、中国からは習近平国家主席が共同議長として参加し、フィリピンからはドゥテルテ大統領やボン・ゴー上院議員らが出席しました。

習国家主席は演説で「中国は決して覇権を求めないし、自分より小さな国を威圧もしない。外部からの干渉を排除し、ASEANと共に歩む」と述べ、ASEAN諸国に歩み寄る姿勢を示す一方で、米国をはじめとする欧米諸国などの南シナ海の領土問題への介入を牽制しました。

一方でドゥテルテ大統領は、中国の新型コロナワクチン供給支援に謝意を表し、中国の地域的な包括的経済連携協定（RCEP）加入とさらなる経済連携の強化に歓迎の意を示した上で、16日に中国海警局がフィリピンの補給船に放水した事案に触れ、「アユギン礁での事案は極めて不快であり、類似事案に大きな懸念を持っている」と抗議の意を表明しました。

経済面では協力体制を取りつつも、領土・領海問題で緊張関係にある両国の絶妙な関係性が浮き彫りとなる形の会談となりました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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