2021.12.08

11月のインフレ率4.2%を記録!!3カ月連続となる低下で、1月以来10カ月ぶりとなる低水準に!!

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7日、フィリピン統計庁(PSA)の発表で、11月の総合インフレ率が4.2%を記録し、前月から0.4%ポイントの鈍化で、3カ月連続となる低下、2021年1月の4.2%位以来10カ月ぶりの低水準となったことが明らかになりました。
11月の総合インフレ率減速の主な要因は、物価指数構成比の最も大きなシェアを占める食品・非アルコール飲料の価格上昇率が3.9%と前月の5.3%から減速したことが挙げられており、鈍化傾向は、酒類やたばこ、及び家具・住宅設備管理にも見られました。一方で、国際市場における原油価格の高騰の影響で交通・輸送は上昇し、住宅・水道・光熱費も同様に上昇しました。
この統計庁の発表を受けてノグラレス大統領報道官代行は「政府実施の政策・介入策が効果を発揮しているようだ。クリスマス期間中、物価の監視を続ける」と述べ、政府のインフレ対策への自信を示しながらも、警戒感を表しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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