2022.01.06

2021年12月のインフレ率は昨年最低水準の3.6%に!!通年では4.5%で、今年の予測値は3.3%!!

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5日、フィリピン統計庁(PSA)は2021年12月の総合インフレ率を発表し、前月から0.6ポイント鈍化、昨年では最低水準の3.6%になったことが明らかになりました。
中央銀行(BSP)は年間インフレ率目標を2〜4%としていましたが、コロナパンデミックの影響で世界的な供給網の混乱や緩和的な金融政策を維持し、経済を下支えする必要から4%台までを許容範囲としていたなか、2021年通年では4.5%という結果になりました。
12月の総合インフレ率減速の主な要因は、物価指数構成比の中で最も大きなシェアを占める、食品・非アルコール飲料の価格上昇率が3.1%と前月から0.8%ポイント減速したことや、酒類・たばこ、衣料・履物類、家具・住宅設備管理、健康・医療、交通・輸送、娯楽・文化、外食・サービスにも鈍化傾向があったことと見られており、一方で上昇率が加速したのは、住宅・水道・光熱費と通信費だったとのことです。
BSPは、2022年については3.3%、2023年は3.2%とインフレ目標圏のほぼ中間に収まるだろうとの予測をしています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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