2022.03.21

ドゥテルテ大統領が演説でウクライナ危機に言及、中立の立場を堅持する方針を改めて強調!!

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17日、ドゥテルテ大統領がレイテ州の新州庁舎の落成式で演説し、ウクライナ危機をめぐるロシアと米国との間の制裁合戦や緊張関係の高まりについて言及し、「われわれは中立を維持するのが良い。関与するつもりはない」として、中立の立場を強調しました。
ドゥテルテ大統領は、10日に、ウクライナ危機がアジアに波及した場合には「フィリピンの軍事施設を米軍に提供する用意がある」とも発言しているものの、今回の演説では「私が大統領である限り、兵隊の一人足りとも戦場に送り込むつもりはない」と述べ、米軍の要請があってもフィリピン国軍を派兵する考えはないことを明らかにし、「ウクライナ危機がエスカレートした場合、核戦争に発展する可能性がある。ウクライナかロシアの一方に肩入れすることは出来ない」と言明しています。
ドゥテルテ大統領は2016年の就任以来、中国やロシアとの関係改善に注力するなど、対米関係を含めた自主独立外交を進めてきたこともあり、ウクライナ危機においてもあくまで中立の立場を堅持していく方針を改めて明らかにしています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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