ドゥテルテ大統領と中国の習近平国家主席が電話会談!! 南シナ海（西フィリピン海）の領有権問題や経済協力面で協議!!

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8日、ドゥテルテ大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を行いました。

大統領府の発表によると、両首脳は南シナ海（西フィリピン海）の領有権問題を含めた諸課題について「機能的な相互協力のための同意可能なフレームワークを策定する」ことで同意し、両国間における貿易・投資をさらに促進することにも同意したとのことです。

3月29日にはフィリピン外務省が、排他的経済水域を主張するスカボロー礁周辺海域で中国海警局艦船がフィリピン沿岸警備隊の巡視船に威嚇行動を取ったとして、中国政府に外交的抗議を行ったばかりで、また、フィリピン外相・防衛省が外務・防衛担当閣僚協議（2プラス2）のため訪日している最中というタイミングでの会談となりましたが、両首脳は、南シナ海問題の解決について「東南アジア諸国連合（ASEAN）を中心とし、南シナ海行動規範（COC）の策定を通じて行う」ことで合意したとのことです。

経済面では、習国家主席が現政権が推進する大規模インフラ投資政策「ビルド、ビルド、ビルド政策」に対する更なる協力を約束し、新型コロナワクチン接種証明の相互承認や比中間商用航空便の再開などのコロナ下における両国間協力などについても議論を交わしたとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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