フィリピン統計庁（PSA）が2021年年間の雇用統計速報値を発表!! 平均失業率は7.8%で回復傾向にあり、年内にパンデミック以前の水準を取り戻せるか!?

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2日、フィリピン統計庁（PSA）が2021年年間の雇用統計速報値を発表しました。

PSAの発表によると、2021年平均失業率は7.8%で、2020年の10.3%からは2.5%改善、不完全就業者（就業者であっても十分な労働時間に満たず追加の仕事を求めているパートタイム労働者）率は15.9%で、2020年の16.2%から小幅改善した結果となりました。

現行算出方式での継続的な記録の残る1993年以降、パンデミック直前の2019年が5.1%と最良の失業率を記録していましたが、パンデミックの影響で2020年は一転して最悪な結果となり、新型コロナの感染拡大状況が沈静化を見せ始め、段階的な規制緩和による景況の改善によって2021年は雇用も回復傾向に向かった結果となっています。

労働雇用省は「失業率を更に低下させ、パンデミック以前の5%～5.5%へ低下させることを目標にしている。そのために更なる産業振興、雇用創出を図っていく」と表明しており、労働雇用省のサントス・ベナビデス次官によれば「2022年末までに、パンデミック以前の様な5％台へ低下する可能性はある」との声明を出しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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