2022.06.15

JICAがミンダナオ地方のバンサモロ自治区における和平プロセスの促進と経済社会インフラ強化・雇用創出に18億円の無償資金協力!!

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14日、国際協力機構(JICA)は声明を出し、JICAと国家経済開発庁(NEDA)との間で、ミンダナオ地方のバンサモロ自治区(BARMM)における和平プロセスの促進と経済社会インフラ強化・雇用創出に18億円の無償資金協力を行うことで調印したことを明らかにしました。
JICAの発表によると、和平プロセスでは南ラナオ州マラウィ市の州・市人材開発センター(PCMD)の緊急再建を、インフラ強化では、スルタンクダラット、バシラン両州の自治体における地域人材育成センターの改善や紛争の影響を受けた地域の複数バランガイにおける農場から市場までの道路改善を行う予定だとのことです。
NEDAのカール・チュア長官は「今回の調印によって両政府間の協力関係はさらに強化される。技術職業訓練センターの再建と改善、農場から市場までの道路建設を通じて、技能開発や市場における取引の充実、経済機会へのアクセスの増大を期待している」と述べ、越川和彦駐フィリピン日本国大使も「国家建設は人材開発から始まる。このプロジェクトはマラウィ、スルタンクダラット、バシランとその周辺地域の人々に有用で実践的な職業訓練の機会を提供するための大きな一歩となるだろう」として、今回のプロジェクトが同地域の安定と繁栄に貢献することを強調しました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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