2022.06.17

フィリピン旅行・観光産業の21年成長率は9.2%!!新型コロナの影響で本格回復には至らず、コロナ禍前の水準からは半分程度の経済規模!!

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16日、フィリピン統計庁(PSA)が2021年のフィリピン旅行・観光産業の動向を発表しました。
PSAの発表によると、2021年の旅行・観光直接粗付加価値額は前年比9.2%増の1兆13億ペソとなったものの、直近のピークの2019年の2兆5086億ペソの半分以下にとどまっているとのことです。
成長率も、新型コロナウイルスの影響を強く受け、非常に不振であった2020年のマイナス63.4%からは改善したものの、新型コロナウイルスの感染拡大や変異種出現、それに伴う外出・移動制限は続いており、本格回復には至っていないと見られており、名目GDP(国内総生産)に対する寄与度は5.2%で、2020年から僅か0.1%ポイント上昇、2019年の12.9%の半分以下にとどまっています。
今年4月20~22日までマニラで開催された第21回世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)グローバルサミットにおいて示されたWTTC予測によると、フィリピンの旅行・観光産業は堅調な成長が期待されており、今後10年間で年間6.7%成長するとの予測値が示されており、今後の本格的な観光産業の再活性化に大きな期待が高まっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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