2022.07.15

フィリピン中央銀行の金融委員会が政策金利の0.75%緊急追加利上げを決定!!インフレ高進を抑制し、ドル高ペソ安圧力への対処が狙い!!

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14日、フィリピン中央銀行(BSP)の金融委員会(MB)は、政策金利の0.75%緊急追加利上げを決定しました。 
通常、金利など重要金融政策は、年8回開催されているMB金融政策定例会合において決定されますが、急ピッチのインフレ高進やインフレ期待の更なる高まりを抑制すべく、8月18日に予定されている5回目の定例会合を待たずに、臨時で大幅追加利上げが決定されました。臨時で金利が変更されるのは、2020年4月16日に新型コロナウイルス対策として0.5%の利下げが行われて以来とのことです。
BSPのメダリヤ総裁は今回の緊急利上げについて「中銀がインフレ対策に真剣であることを国民と市場に確信させるため」と説明、「特に、国内インフレ期待を不安定化させる国外からの影響を制御することを意図している」とし、ドル高ペソ安圧力への対処であることを示唆しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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