2022.07.30

FRBが0.75%の追加利上げを決定!!BSPのメダリヤ総裁はインフレ対策に全力で臨む姿勢!!8月18日に予定されている金融政策決定会合に大きな注目が集まる!!

【Pick Up News】
28日、米国連邦準備制度理事会(FRB)は、深刻化するインフレの抑制のために0.75%の追加利上げを決定しました。
このような米国の金融政策行動に関して、フィリピン中央銀行(BSP)のメダリヤ総裁は「FRBの行動は、世界的な財政状態の引き締めと世界的な成長見通しに対する不確実性の拡大とともに、フィリピンを含む新興市場経済における為替レートの変動を加速化し続ける可能性がある」と総括したうえで、「ペソのオーバーシュート的な下落やインフレやインフレ期待の高進リスクに対応し、インフレ目標に沿った軌道に戻すための利用可能な手段を全力で講ずる準備ができている」との声明を出しています。
BSP金融委員会は14日に臨時で0.75%の緊急追加利上げを決定しており、さらに来月18日に開かれる金融政策決定会合での利上げ幅を0.25~0.5%と予告していますが、場合によってはそれを上回る大幅利上げや、為替介入に踏み切る可能性もあると見られており、定例会合の結果が大いに注目されています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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