2022.08.07

ブリンケン米国務長官が訪比、マルコス大統領やマナロ外相と会談!!比米軍事関係を含む比米同盟関係の強化へ!!

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6日、マルコス大統領はフィリピンを訪問中のブリンケン米国務長官とマラカニアン宮殿で会談を行いました。
マルコス大統領は、緊張感の高まる「台湾海峡問題」に関しては、「長年の緊張を顕在化させただけだと思っている。われわれはもう慣れているし、この問題は脇に置きたい」とし、静観する構えを示した上で、ウクライナ戦争など他の国際紛争にも触れながら、「国際関係が不安定化するなか、比米軍事関係と米国政府の比支援の重要性が増している」と指摘し、比米同盟関係の強化を改めて求めました。
一方のブリンケン長官は、経済協定やコロナ禍など、比米が共同で対処するための枠組みづくりに期待を寄せるとともに、防衛問題については「同じ課題を共有している」と指摘、南シナ海の領有権問題に大きく関わる比米相互防衛条約の「確実な履行」を約束しました。
ブリンケン長官は、マルコス大統領との会談の後、マナロ外務相とも会談し、共同記者会見では「地域の海路の安全を保証するため、米国は台湾問題の緊張緩和に取り組んでいる」と説明、人民解放軍が行っている海上軍事演習や弾道ミサイルの発射などについて中国政府を非難しながらも、中国とのコミュニケーションを「継続していく」と明言し、事態収拾への自信を示しました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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