2022.08.09

第2四半期におけるフィリピンのGDP実質成長率は7.4%!!インフレ率急上昇や貿易赤字急拡大が要因となり、前期から8.2%、前年同期の12.1%からも減速に!!

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本日9日、フィリピン統計庁(PSA)は2022年第2四半期(4月~6月)及び上半期(1月~6月)の国内総生産(GDP)など国民勘定統計を発表しました。
PSAの発表によると、2022年第2四半期におけるフィリピンのGDP実質成長率は7.4%で、前期の8.2%から減速、前年同期の12.1%からも減速し、直前予想コンセンサスの7.4%を僅かに下回る結果となりました。
第2四半期では、新型コロナの感染者数減少やそれに伴う外出・移動制限緩和が経済回復のプラス要因となりましたが、インフレ率急上昇や貿易赤字急拡大がGDP成長率の減速要因となったと見られています。
下半期は、止まらないインフレ率の加速や中央銀行(BSP)の利上げによって、更なるGDP成長率減速の可能性が大きいとの見方がされており、政府が定める2022年の年間成長率予想6.5%~7.5%を達成できるかどうか、政府の経済政策に大きな関心が寄せられています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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