2022.08.21

砂糖の供給不足を受け、マルコス大統領とズビリ上院議長が15万トンの砂糖輸入を提言!! 農務相を兼務するマルコス大統領の手腕が問われる状況に!!

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18日、アンヘレス大統領報道長官が会見を開き、マルコス大統領とズビリ上院議長が食品製造業など砂糖不足の影響を受ける企業・団体関係者と会合を開き、15万トンの砂糖輸入を提言したことを明らかにしました。
現在フィリピン国内では砂糖の供給不足が問題となっており、農務省管轄の砂糖規制庁(SRA)が10日に発表したデータによると、7月31日時点での砂糖の国内生産量は179万トン(前年度比16.18%減)、精製砂糖は73万トン(前年度比2.84%減)となっており、2021~22年収穫年の粗糖の国内生産量は前年度比16%減の180万トンと、砂糖の供給状態が逼迫している状況となっています。
9日には、SRAがマルコス大統領の許可なく30万トンの緊急砂糖輸入許可を出したとして、農務次官や砂糖規制庁高官の辞任が相次ぐなど、砂糖不足への対処は混乱の様相を呈しており、農務相を兼務するマルコス大統領の対応に注目が集まっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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