2022.08.24

マルコス大統領が2023年政府予算案を下院に提出!!予算総額は過去最大となる5兆2680億ペソも伸び率は鈍化!! 優先分野への支出を拡大しながら政府債務の縮小も!!

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22日、マルコス大統領は政権初の年間予算案となる2023年政府予算案をパガンダマン予算管理相を通じて下院に提出しました。
予算管理省によると今年の予算案は総額5兆2680億ペソで過去最大を更新したものの、前年からの増加率は4.9%と、10%前後の増加率で推移してきた過去3カ年と比較すると半分程度の伸びとなりました。
現政権が最重要視する農業分野の予算は前年比39.2%増となる1841億ペソと大幅増額、インフラ関連支出は「前政権の大規模インフラ政策を継続し、一層の拡大を目指す」として合計で1兆1960億ペソ、教育関連予算は昨年比8.2%増の8528億ペソ、医療・保険関連予算は前年比10.4%増の2963億ペソ、国防省予算は前年比9%増の2407億ペソが割り当てられたほか、気候変動対策関連予算に4531億ペソ、社会福祉開発省予算に1970億ペソ、コロナ禍の失業者支援プログラムなどを実施する労働雇用省には262億ペソが充てられたとのことです。
また、政府債務の償還・利払いに充てる国債費は過去最大の1兆6000億ペソとなり、対前年比で23%増加、全体の29.8%を占め、農業、インフラ、教育といった優先分野への支出を拡大する一方で、前政権で膨らんだ政府債務の縮小にも重点が置かれた内容となりました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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