台湾を巡る緊張が高まるなか、国内の専門家から米国との同盟強化や日英豪などとのパートナーシップの強化を求める声が続出!!

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中国が台湾周辺で過去最大規模の軍事演習を行うなど台湾を巡る緊張が高まるなか、フィリピン国内の専門家から米国との同盟強化や日英豪などとのパートナーシップの強化を求める声が上がっています。

フィリピンのシンクタンク「ストラトベースＡＤＲ」のビクター・マンヒト代表は、「安全保障能力の向上という点で米国との同盟を活用すべきだ。比米防衛協力強化協定の見直しも検討すべきだ」との見解を示し、フィリピンが管轄権を有する海域で活動する中国公船への対抗策としては「沿岸警備隊の能力向上のため、共同海上哨戒を申し出ている国々とパートナーシップや同盟関係を強化することだ」と指摘し、日本、オーストラリア、英国や複数の欧州連合加盟国などとの同盟関係も重要視すべきとの考えを示しています。

また、フィリピン大学のハーマン・クラフト政治科学部長は「中国の軍事的プレゼンスへの対抗と、フィリピンの立場の主張に関して、より活発にならなければならない」と述べ、中国に対して毅然とした態度で領海問題に取り組むべきとの見解を示しており、マルコス政権の外交手腕に注目が集まっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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