2022.08.30

「英雄の日」の式典でマルコス大統領が演説!! フィリピンの自由と独立のために戦った兵士らを讃えながら、農家に対しても「現代の英雄」と称賛!!

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フィリピンの「英雄の日」である29日、マニラ首都圏のタギッグ市英雄墓地において式典が開催され、マルコス大統領が出席、スピーチを行いました。
マルコス大統領はフィリピンの自由と独立のために戦った兵士らを讃え、「彼らの憂国の念のお陰で、この国はより良くなった」との声明を出すとともに、農家についても「食糧安全保障のために戦う現代の英雄だ」と称賛しました。
現政権ではマルコス大統領自身が農務相を兼任するなど農政・食料問題重視の姿勢を打ち出していましたが、砂糖輸入を巡り政府内で混乱が生じるなど、食料問題への対処は必ずしも順調ではないと見られており、今回のスピーチではそういった懸念や批判回避のために農家を称賛したのではないかとの憶測もなされています。
一方でサラ副大統領は「無私の精神で国家の同胞のために血を流す行動は、反政府集団、テロ集団によって広められた憎悪や不和から国家を回復せようとする比人にも見られる」との声明を出し、若者に対し「深い愛国心を持って国の過去と未来を見つめる」ように呼びかけています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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