ファウスティノ国防相が米国のオースティン国防長官と電話会談!! 訪問米軍地位協定と防衛協力強化協定を強化し中国を牽制!!

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2日、ファウスティノ国防相が米国のオースティン国防長官と電話会談を行いました。

オースティン氏は「比米相互防衛条約は南シナ海における比軍、公船、航空機に及ぶ。比の安全保障に対する米国のコミットメントは鉄壁だ」と明言、米国の南シナ海領土問題に対する強い関与の姿勢を強調しました。

米国は既に中国側の主張を全面的に退けた2016年の仲裁裁判所判断を支持する立場を表明しており、台湾を巡る米中間の緊張が高まる中、中国の「力による現状変更」がエスカレートし、武力衝突が発生した場合の米軍の出動を改めて明言することで、中国を牽制する意図があると見られています。

また、両相は訪問米軍地位協定と防衛協力強化協定に基づく協力を強化する必要があるとの認識で一致し、中国やその他複数の国の間で領土紛争を抱える地域における緊密な作戦上の連携を継続することで合意したとのことで、今後米中関係の緊張が軍事衝突に発展した場合、比軍基地が米軍の中継基地となる可能性もあるとみられています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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