2022.09.07

8月の総合インフレ率は6.3%に!! 交通・輸送費や食品価格の上昇率鈍化などで前月より若干の鈍化!!ジョクノ財務相は「年内は高いインフレ率が続く」とし、影響の大きい分野への支援を継続する方針!!

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6日、フィリピン統計庁(PSA)は、8月の消費者物価指数上昇率(インフレ率)統計を発表しました。
PSAの発表によると、8月の総合インフレ率は6.3%となり、前月の6.4%から僅かに減速、中央銀行の直前予想(5.9%~6.7%)の範囲内には収まったものの、3カ月連続の6%超えを記録しました。
総合インフレ率が前月から小幅ながら鈍化したのは、主に国内石油価格の反落に伴う交通・輸送費上昇率鈍化、野菜値下がり等による食品価格の上昇率鈍化、情報通信費の上昇率鈍化などによるものと見られています。
8月のインフレ率低下を受け、ジョクノ財務相は「燃料などの価格高騰は続いている」と指摘し、「年内は高いインフレ率が続き、第3四半期でピークを迎え第4四半期で少し落ち着くと予測している。年間では開発予算調整委員会が示した4.5~5.5%に収まるだろう」との声明を出しており、影響の大きい分野への支援を継続し、公共交通への助成金や農業・漁業への燃料補助、貧困層への現金支給などを実施するとの方針を明らかにしました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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