2022.09.11

中央銀行のメダリヤ総裁は、高まる政策金利やペソ安の状況下でもフィリピン経済は持続的に成長するとの見解!!中央銀行は物価安定に対応した金融政策を行う方針を明らかに!!

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7日、中央銀行のメダリヤ総裁は、相次ぐ政策金利の引き上げやペソ安にも関わらず、フィリピン経済が持続的に成長するとの見解を示しました。
メダリヤ総裁によると、中央銀行は現在の為替レート、1ドル=57ペソで安定させ、来年までに高騰したインフレを抑える金融政策の余地が十分にあると述べ、「重要なのは、経済成長を必要以上に止めずに、予測可能なインフレ率を維持することであり、中央銀行は物価安定に対応した金融政策を行う」との方針を明らかにしました。
金融政策委員会は5月19日以来、主要政策金利を4度引き上げ、計1.75ポイント増の3.75%とし、今月22日にはさらに0.50%引き上げるとの予想がなされていますが、コロナ禍で溜まっていた「リベンジ消費」が期待されており、金融引き締め策にもかかわらず、国内消費を中心に非常に高い成長が見込めると分析しているとのことです。
メダリヤ総裁は今年9月か10月にインフレ率のピークを迎える可能性が高いとの見方を示しており、今年のインフレ率は目標の2~4%を上回り、4%を下回るのは23年の後半になるとの予測をしています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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