マルコス大統領が災害宣言を年末まで延長する大統領布告第57号を発出!!ワクチンの緊急使用認可や対策費の迅速な拠出措置を可能にするため!!

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12日、マルコス大統領は新型コロナウイルスのパンデミックに対応するための国家公衆衛生災害事態宣言（災害宣言）を再延長する大統領布告第57号を出しました。

同布告は行政の裁量権強化や災害対策緊急積立金の使用、必要物資の価格統制などを可能にするもので、2020年3月16日にドゥテルテ前大統領が発出、その後2回の延長措置が講じられ、今回の決定により2022年12月31日まで効力が維持されることになりました。

新型コロナウイルスの感染が減少傾向かつ低水準という状況下での今回の延長は、状況悪化を懸念しての決定ではなく、ワクチンの緊急使用認可や対策費の迅速な拠出措置という利点を活用するためとのことで、保健省が宣言解除に難色を示していたことも影響したと見られています。

同日12日には、屋外でのマスク着用の任意化が決定されたものの、同布告の発出によって正式な「コロナ明け」は来年に持ち越された格好となりました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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