2022.09.26

ADB発表の「アジア経済見通し2022改訂版」の経済成長率予想値で、フィリピンは東南アジア最高となる6.5%に!!内需の回復が経済成長を後押し!!

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21日、アジア開発銀行(ADB)は最新版の「アジア経済見通し2022改訂版」を発表しました。
ADBの発表では、2022年のアジア地域全体の経済成長率予想値はウクライナ危機や中国のロックダウン長期化の影響を受け、4月発表時の5.2%から4.3%に引き下げられたものの、フィリピンとしては4月の予測値から0.5ポイント上方修正され6.5%となり、ベトナムと並び東南アジア調査対象国中で最大となりました。
ADBはフィリピンの経済成長予測の上方修正の理由について「家計消費を中心に内需が急速に回復している」と指摘し、旅行やレジャー、飲食への消費が回復し、今年上半期は前年同期比9.3%増加したことや、政府・民間含む固定資本投資も同12.6%増加したことなどが、フィリピン経済の明るい見通しを後押しする形となりました。
一方で、輸入は14.5%増だったのに対し、輸出は世界経済の停滞の影響で7.3%増に留まり、貿易赤字が拡大したことが国内総生産(GDP)成長を鈍化させている要因であるとされており、インフレ率の上昇とともに今後の課題として挙げられています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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